『SPY×FAMILY』38話の感想です。
ロイドとデズモンドの会話にドキドキ。情報を引き出そうと、あれこれ試行錯誤するロイド。
ちらりと本音が見えたり、底が読めなかったりと、本当に摑みどころがない男だよ、デズモンド…
ダミアンが父親に褒められて喜ぶ姿を見れたのは本当に良かったです。
これからもきっと星獲得を目指して、たゆまぬ努力を重ねていくでしょう。
水面下の駆け引き
ロイドがデズモンドと接触!
アーニャの件での正式な謝罪を提案するも「いや結構」とにっこり笑顔なのは面食らった。
あんたそんな表情もできるんだ!?
そりゃ政治の世界でのし上がり、生き残ってきたからにはコミュニケーションも堪能だろう。
一方で、ごねるダミアンには息遣いだけで牽制する。身内にはなかなか厳しい。
丸く収まりそうだったのをごねられたら面倒だからね…
「人と人とは結局 永遠に分かり合えん」は、デズモンドの本音が垣間見えた瞬間では。
他者を理解しようとしないデズモンドと、諜報員として理解を諦めないロイド。
2人の対比が明確で分かりやすい。
名前と顔を覚えてもらって、デズモンドとの初接触は上々。
ロイドを「面白い男」と評したが、心の中ではいったいどう思っているのやら。
デズモンド親子の時間
ロイドが割り込み、お預けになっていたデズモンドとダミアンの親子の時間。
もじもじして言い出せぬダミアンの背中を押したのがロイドとアーニャの言葉なのはグッときた。
中間試験で星を取ったこと、テストのこと、工作のこと。良いも悪いもひっくるめて、きちんと伝える。
父からではなく、自分から歩み寄っていく。
デズモンドからの賞賛と激励はダミアンにとって励みになる。
嬉しそうな表情がたまらなく好き。ダミアン、本当に良かったね…
ただ「そうか よくやった」のときの表情が読めないのが怖い。興味なさげのようにも、素直に褒めてるようにも見える。
わざわざ時間作って会いに来てくれたのだから、後者だと信じたいが…
本当に掴めない男だよ、まったく!!
喜ぶダミアンたちを見て、何かを考えるロイドが不穏。作戦のためなら親子関係だって、ダミアンだって利用するのだろう。
緊張感で張り詰めた空気が一転、最後のアーニャでめちゃくちゃ癒されました。
オペレーション〈梟〉は着実に進行中!
名門校潜入のために「家族」を作れと命じられた凄腕スパイの〈黄昏〉。だが、彼が出会った“娘”は心を読む超能力者! “妻”は暗殺者で!? 互いに正体を隠した仮初め家族が、受験と世界の危機に立ち向かう痛快ホームコメディ!!
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