『戦隊大失格』10話「想いの重さ」感想です。
待望の1巻が4/16に発売!
真っ赤な背景に笑うレッドが映える。キャラ単体表紙は前作『五等分の花嫁』を思い起こしますね。
竜神の力の凄まじさ
碧流の力・闇御津羽神(くらみつは)が凶悪。
武器から漏れ出るドロドロはレプリカとはいえ、まともに食らえば怪人を滅せる必殺の力。
竜神の力をノーリスクで扱える訳ではなく、身体に負荷はかかる模様。長期戦になれば、戦闘員Dに勝ちの目が出てくるか。
でもDはすでに満身創痍で、長い戦いに耐えられそうにないのが残念。
身体への負担が休息すれば治るものなのか、命を削って力を引き出しているのかは気になるところ。
不死の怪人を殺せるだけの力を扱うには、それなりの代償が必要そうなものだが…
戦闘員Dのあがき
碧流とDの戦闘がコミカルで笑ってしまった。
碧流の優しさに漬け込み、少女の姿になってみたり、人質を取ってみたり、自らを応援してみたり。
Dくん、思い切りの良さはあるが、地頭はそんなによろしくないようで…
ただ、ドラゴンキーパーと比べると、碧流はDの行動に反応し、攻撃の手を止めるので、漬け込む余地あり。
容赦なく怪人を滅ぼそうとするトップに比べて、碧流は発展途上、まだまだ甘いなと。
想いの力
碧流が語る想いの力。やっぱりいじめられてたんじゃん…
イジメから救い、力を認めてくれた仲間たちへの感謝はしてもしきれないほどだろう。
自分の力しか信じないDと、仲間がいる力を知る碧流。
想いの力を乗せた碧流のパンチがショボかったのはギャグとしか…
基本的な肉体スペックはあまり高くないんですね。見た目からも察してたけど。
碧流が強く見えるのは想いどうこうよりも、神具レプリカの力が大きい。
自己評価と他己評価が乖離してそうで、碧流の語る正義が陳腐に思えてしまう。
周りの評価や信頼は、碧流自身というよりも神具レプリカを扱える力のほうにあるのでは…
想いの力、思い込みの力の強さを感じます。
凶悪な力を持つ碧流に、Dはどのように対抗していくのか。桜間が差し伸べた手を取るのかどうか。
自分のためにしか頑張れないDが、嫌いな男と協力する姿を想像するとワクワクしてきた!
人類の守護者・竜神戦隊ドラゴンキーパーVS.世界征服を企む悪の軍団・怪人。彼らは互いの存亡を懸け、死闘を繰り広げ続けている!!……というのは、やらせの茶番劇。
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