『2.5次元の誘惑』138話「何者」感想です。
リリサの慟哭を聞くのが心苦しい。ユキがそばにいて、話を聞いてくれたのが救いだ。
しかし、ユキは「私みたいになるな」と何やら不穏…!?
リリサはコスプレを…
リリサが奥村とエリカの会話を聞いていた…だと…!?
このまま進んでも、逃げても、どちらにせよ何もかも今まで通りとはいかず。
頭ん中ぐちゃぐちゃでボロボロなリリサを見るのは辛い。
1人で考えてるとどんどんマイナス思考が深まるから、聞き役としてユキがいてくれて助かった。
たくさん弱音を吐いても「コスプレがしたいです」と本心に辿り着いてくれて本当に良かった。
これからユキのアドバイスを聞いたうえで、どんな結論を出すのかを見守りたい。
夢の始まりと終わり
「淡雪エリカの夢の始まり」かつ「ユキの夢の終わり」。
エリカとタッグを組んで、コスプレの世界で四天王と呼ばれるようになった「淡雪エリカ」。
呼ばれるまでに何者かになりたかったユキにとって、確かに価値ある存在になれたのだろう。
夢を叶えたのなら、その先で新しい悩みが出てくるのは当然。
「私みたいになるな」とリリサを諭しているあたり、今の自分に納得はしてないのでは。
エリカの発想とストイックなユキのコンビは魅力的。
でも、あえて悪し様に言うと、ユキはエリカの着せ替え人形じゃない?みたいな。
全然そんなことないと思うんだが…
ユキじゃなきゃ「淡雪エリカ」は四天王になれなかったし、エリカの理想を体現できもしない。
ユキは自分を代替可能な存在だと考えていたからこそ、リリサをエリカのパートナーに指名しようとした?
合宿前のリリサとの特訓で、コスプレをアートだと言っていたものの、「淡雪エリカ」じゃ自分の表現したいアートは作れてないのかな。
139話で詳細な心のうちが語られるはず…!
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[第138話]2.5次元の誘惑 – 橋本悠 | 少年ジャンプ+