『【推しの子】』153話「フィクション」感想です。
アクアとカミキヒカルが直接対決!
達観したようなカミキがアイに依存してたなんてね。どこまで本当で嘘なのやら。
「15年の嘘」に込められた想いにはまだ気づいてない様子で…
ラスボスが目の前に
神木輝。輝と書いてヒカルと読む。ついにアクアの前に現れたラスボス。
もしかして、いやもしかしなくても姫川大輝の「輝」の字ってカミキから取ってんの!?愛梨さん!?!?!?
命名が愛梨発案なら、真実を知ったときの上原清十郎の気持ちたるや…
裏切られた怒りの炎が激しく燃え盛ったと想像する。
自分の罪の告白で2人が心中したなんて、カミキ少年の心は耐えきれやしないよ…
カミキの変化
146話のカット156「命の重み」、162「アイの拒絶」がカミキ視点で語られる。
映画だと何が本当で、何が脚色されたのかが不明瞭だから、回想の形で描かれるのは助かる。
少年時代のカミキが姫川夫妻と大輝の3人分の命を背負って生きていくには重すぎた。
アイに依存しなければならないくらいに。
アイはカミキの依存に気がついていたからこそ、あえて離れる提案をしたのだろうか。
お互いの未来のため、妊娠・子供の存在を隠すためもあるかも。
弱々しい少年の頃と、現在のカミキが全然繋がらない。アイからの拒絶きっかけで変質していったのか。
あと、アイの件は裁かれたとしても、片寄ゆらの件ほか余罪がありそうですよね。
アイの死を知ったときに、自分の命の重みを感じて癖になったとか。
自らは手を下さず、誰かを仕向けたり、事故に見せかけたりしてそうだが…
15年の嘘
「この作品はフィクションなんかじゃない」
アイのついた15年の嘘。残したDVDの謎。
最終章でそのあたりが一気に明かされるのでしょうか。
アクアの口ぶりからすると、アイはカミキへの復讐は望んでいないはず。
「嘘は愛」としばしば語られてきたように、アイからカミキへ自らの愛を伝えるための作品になっていたりして。
だとしたらまだ伝わってなさげだけども。真意に気付いたときのカミキの反応が楽しみだ。
関連記事・リンク
【推しの子】152話感想 アクアたちへのインタビューの真意とは?物語は終幕へ…
【推しの子】 記事一覧
感想・レビュー カテゴリーの記事一覧
[第一話]【推しの子】 – 赤坂アカ×横槍メンゴ | 少年ジャンプ+