『友達の妹が俺にだけウザい』はウザかわJKに散々からかわれる青春ラブコメ!
後輩系ヒロインが好きな人にはたまらない。加えて、彼女のみならず毒舌従姉妹ヒロインまで。
正反対な2人の魅力たっぷりな作品です!
小日向彩羽はウザかわいい
小日向彩羽(こひなたいろは)は、優しく気配りができる優等生。ただし、主人公の明照の前だけでは超ハイテンションなウザかわ後輩と化す。
明照の部屋に勝手に入り込んで、ベッドで寝転んでいたり。大音量で音楽を流したり。胸を押し付けるくらい密着したりとやりたい放題。
山吹色の明るめの髪にスタイル良しな妹の後輩が自分にだけウザ絡み。
「もしかして俺のこと…」と勘違いしそうなものなのに、明照は動じない。いや、時には動揺はするのだが本気にはせず。
自分にだけ特別な対応をしている、頻繁に絡んできている時点でうっすら感づいても良さそうだが、さすが主人公といったところか。
加えて、彩羽がハイテンションで絡んでくるだけじゃない女の子なのを知っているからかも。
ウザかわいいだけじゃない彼女の魅力を知るたびに、もっと好きになってしまいますね。
月ノ森真白は素直になれない
とある理由から明照の学校に転校してきた月ノ森真白(つきのもりましろ)。明照の従姉妹で、小さな頃は仲良くしていたというが、久々の再会シーンが最悪。
基本、人見知りで静かな少女なのに、明照に対しては塩対応のうえ毒舌。その毒舌がたまらないという読者もいるかもしれない。
真白の父から転校するにあたって「明照をニセ彼氏にすること」を条件とされているのに、彼氏彼女らしさは微塵も見当たらない。
明照が距離を縮めようとしてもそっけない。偽物だとバレてしまうんじゃないかと心配にすらなる。
ツンツン具合は素直になれない、どうやって接したらいいか分からない気持ちの裏返しだと思うんですよね。久しぶりに会った訳ですし。
陽キャラな彩羽とは正反対。どちらもそれぞれ魅力があるだけに、明照の気持ちがどちらに傾くのか気になります。まだまだ恋愛関係には程遠いですが…
大星明照は朴念仁
主人公の大星明照(おおぼしあきてる)は何事も平均点で目立たない存在。友達と呼べるのは彩羽の兄・乙馬(おずま)のみ。
効率厨がゆえに、目的のために最短距離で突き進む。実は高校生らしからぬ「裏の顔」も…!?
効率厨がゆえに、恋愛においては「不合理な意地悪はしない」と思い込む。だから傍から見ると、明らかに好意を持たれているのにも気づかない。
特に個性のない平凡な高校生に見えて、内に秘める熱い思い。効率厨がゆえに、才能が浪費されているのを許せない。
「かっこいいところあるじゃん」と一気に彼に好感を持っちゃう。
ウザかわ後輩と毒舌従姉妹のどちらに軍配があがるのか。それとも新たなヒロインが登場するのか。
これからの関係性に期待大!
馴れ合い無用、彼女不要、友達は真に価値ある1人だけ。青春の一切を「非効率」と切って捨てる俺・大星明照の部屋に入り浸るやつがいる。妹でも、友達でもない。ウザさ極まる面倒な後輩。親友の妹、小日向彩羽。「セーンパイ、デートしよーーっ! ……とか言われると思いましたー?」血管にエナジードリンクが流れてそうなコイツは、ベッドを占拠したり、寸止め色仕掛けをしてきたりと、やたらと俺にウザ絡みしてきやがる。なのに、どいつもこいつも羨ましそうに見てくるのはどういうワケだ? と思ったら彩羽のやつ、外では明るく清楚な優等生として大人気らしい。おいおい……だったら、どうしてお前は俺にだけウザいんだよ。ウザかわJKが(頼んでないのに)寄ってくる!悶絶必至のいちゃウザ青春ラブコメ!!