『【推しの子】』165話感想 慟哭が胸に刺さる…残された者たちの表情が辛い

感想・レビュー

『【推しの子】』165話「そして」感想です。

最終話直前にして、どんよりした気持ちに。

すっきりしてラスト迎えられるかなあ!?めちゃくちゃ不安だよ!!!

有馬かなの慟哭

有馬かなの慟哭が辛い、辛すぎる。

ライブ中にずっと探してた相手は見つからなくて、見つけたときにはこの世にいなくて。

本当の気持ちを伝えられないまま、あの世に行ってしまった。

白いサイリウムを掲げるアクアを描いてほしかった…

アクアにビンタかました後、ミヤコさんにはたかれてるのもまた辛さを増す。

息子に何をするんだと激昂する気持ちも分かるし、有馬の悲しみも分かるしで感情が迷子。

146話の約束をきっちり果たしやがって…果たさなくていいよ…

葬式のシーンってだけで落ち込むのに、きつすぎる。

悲しみが悲しみを呼ぶ。これまで関わってきたみんなの表情を見て、またしゅんとなってしまう。

カミキからルビーを守るためとは言え、自分の命を犠牲にするのは間違ってる。

あかねと一緒に完全犯罪やってくれてたほうが幾分かマシに思える。

アクアの死を経て

五反田監督と鏑木Pの覚悟には恐れ入る。アクアの遺作となった「15年の嘘」を公開に導いてくれてありがとう。

「また居なくなっちゃった」と涙を流すルビーの姿に心が締め付けられる。

命を守ったとて、癒えない傷を刻みつけてしまったのでは!?

ルビーだって、有馬だって、もう立ち直れないかもしれない。

だがしかし、彼女たちは…

有馬は「アンタなんかあっという間に忘れ去ってやるから」と自分の言葉を律儀に守ろうとしてたりして。

転生がありなら蘇りもありでは?と考えてたけど、なさそうかな…?

アクアの死を乗り越えて、みんな強く生きていくエンド?

【推しの子】の【】の意味は最終回で明かされるのでしょうか。

晴れやかな読後感が待っているのか、それとも…

覚悟を決めて最後まで見届けようと思います。

【推しの子】 16 SPECIAL EDITION

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