『【推しの子】』28話「役作り」の感想です。
あかねの炎上がある程度落ち着き、めでたしめでたし…とはいかない!
番組に復帰した彼女が見せた演技が衝撃的で…これまでと印象がガラッと変わり、より好きなキャラになりましたね。
炎上鎮火
アクアと今ガチメンバーが作った動画が拡散され、あかねへの批判が収まったのは本当に良かった。
炎上しっぱなしだったらあかねの人生も、女優としての道も閉ざされかねなかったから。
アクアの言うように、度々むし返す人々はいるだろうが、あかね自身が過度に気にしなければ大丈夫だろう。
現実にも過去のやらかしや言動をいつまでもネチネチと指摘する人たちがいますよね…
あかねにオススメされたのがキャラづけ。
たとえ批判されようと、キャラを作っていれば、素の自分へのダメージは軽減できるはず。
役作りの参考にと、アクアの好みの女性の話になり…まあ彼にとってはアイが唯一無二なんですが。
MEMちょが一発でアイの名前を当てたのはびっくり。アクアがアイを想定して語っていたとはいえ、鋭い。
アイが活躍してた時代にはMEMちょは子供だったはずだけど、当時目にしてたり、のちのち知ったりしてもおかしくないか。
人気絶頂のなか、東京ドーム公演当日に死亡。伝説のアイドルとして語り継がれていたとしても納得できる。
あかねの役作り
いつも通りメモをたくさん取って、アクアのために役作りに挑むあかね。想像以上の努力に感服するとともに、恐れおののく…
国会図書館にインターネットアーカイブなど、あらゆる手段を使って情報収集。
手に入る情報を用いて、アイドルとしてのアイも、アイ個人についてもつぶさに分析し、なおかつ当たる部分が多いのもすごい。
あかね、役作りとなると驚異の集中力・分析力を見せるのね…もっと彼女が好きになっちゃった。
有馬かないわく、とある劇団では天才役者として有名なようで。
まだ駆け出しくらいのイメージだったから、余計に驚いた。
今ガチに素の黒川あかねで挑んだの、本人にとっても、事務所にとっても作戦ミスでしょ…
方向性さえ見えれば、どんなキャラにだってなれるのでは。黒川あかね、恐ろしい子…
メソッド演技
無事番組に復帰したあかねの演技が衝撃的。アイじゃん、アイがそこにいる!!!
黒川あかね、メソッド演技の使い手だったか。
どうしてもアクタージュを思い出しちゃいますね。夜凪景…
役に入り込み、まるで本人かのような印象を受けた。天才役者、恐るべし。
「アイの真似なんて誰にも出来ない」と思っていたアクアはいったい何を感じるのか。
アイを神格化してるが、彼女の魅力には再現性があると気付かされたかも。
アイ自身も計算でアイドルとしての偶像を作り上げてましたし。
もちろん、あかねの分析力と演技力の賜物で、誰にでもできる訳じゃない。
双子のおかげで気付いたアイの本物の気持ちや表情まではトレースできないとは思うけど…
ある種、神への、死者への冒涜とも取れるから、アクアが激昂する可能性も…
続きが気になりすぎるが、次週は休載。2020年内ラストの29話が待ちきれぬっ!
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で、産婦人科医として働くゴロー。芸能界とは無縁の日々。一方、彼の“推し”のアイドル・星野アイは、スターダムを上り始めていた。そんな二人が“最悪”の出会いを果たし、運命が動き出す…!?“赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作開幕!!
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