『【推しの子】』34話「センター」の感想です。
有馬かなに焦点があたってかなり嬉しい回。
子役時代の「ピーマン体操」がめっちゃキュート。いつか音源化してほしい。
面倒で捻くれた姿も可愛くて、それもまた彼女の魅力のひとつ。
もう一発屋なんて呼ばせない。有馬のさらなる活躍に期待!
新生B小町の初ライブ
アクアと鏑木Pの会話から流れるようにアイたちに繋げるのは構成の妙。
「恋あま」から「今ガチ」へ。「今ガチ」から「ジャパンアイドルフェス」へ。
新参者が到底立てないステージでも、コネがあればねじ込んでもらえる。
使えるものは使いたおさなきゃもったいない。
鏑木Pの「この業界は貸し借りの世界だ」の台詞が刺さる。新生B小町に目をつけた目は確かだ。
いつか彼に借りを返す日が来るのだろうか。
有馬かなは卑屈
有馬かなの自虐ネタが見ていて辛くなるんだが…
笑顔で隠してはいるものの、実際めちゃくちゃ凹んでるんじゃないのか。
子役時代の財産を食い潰し、鳴かず飛ばずだった過去。
有馬は自らを卑下するが、なんやかんやで十数年もしぶとく生き残ってきたのは凄いと思うんだけどなぁ。
子役時代の輝きが強ければ強いほど、その時代を超えられないもどかしさはあったのかも。
B小町の活動を通して、世間からの評価を塗り替え、自信につなげていってほしい。
新生B小町のセンターは…
32話で真ん中にいたのがルビーだったので、てっきりそのまま彼女がセンターなのかと思い込んでしまってましたね。タイトル見たときから。
良い意味で予想を裏切ってくれた形。
有馬かな、プロ意識の塊じゃないですか。カラオケで高得点を叩き出しても「下手」とは…
自分に課したハードルが高すぎない!?
もしアニメ化したら有馬のキャラソン候補がたくさんあってウキウキしますね。
歌唱力に定評のある有馬、初々しさが魅力のルビー、すでに配信者として人気を集めるMEMちょ。
それぞれの個性が組み合わさり、どんな化学反応が生まれるのかワクワク。
ジャパンアイドルフェスで一気に注目を集めてしまう…新生B小町の鮮烈なデビューが今から楽しみです。
燻っていた有馬かなの再評価、あると思います。
というか、子役時代からずっと追ってるコアなファンが何人もいるはず。
頼んだ推しの子世界のファンたちよ…
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で、産婦人科医として働くゴロー。芸能界とは無縁の日々。一方、彼の“推し”のアイドル・星野アイは、スターダムを上り始めていた。そんな二人が“最悪”の出会いを果たし、運命が動き出す…!?“赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作開幕!!
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