『【推しの子】』44話「見学」感想です。
巻頭カラーのポップな有馬かなとクールなあかねの対比、めっちゃ好き。眼福じゃあ…
また、4巻発売記念の「有馬かな元気かな?」で楽しくマネージャー業やらせてもらってます。
ここでもちょろくてちょっと心配になるな…
44話では『東京ブレイド』の作者・鮫島アビ子先生が、舞台の稽古を訪問!
かなり癖の強い人物のようだが、はたして現場に何をもたらすのか…
脚本の取捨選択
あかねとアクアは舞台の脚本について語らう。
原作14巻分を半クールに収めようとして、グダグダになった今日あまに比べたら、大抵の脚本はマシに見えるのでは…
有馬の演技とアクアのアシストで、なんとか良いシーンが撮れたのだけが救いだ。
演技について悩むも、ルールを守ろうとするあかねだが、アクアはためらいなく演出・脚本の2人のもとへ。
外から来た役者で、何のしがらみもないアクアだからこそできる芸当ですよね。
彼女の悩みを解決するために動く、良い彼氏やってんじゃん!
あかねの質問に対して、脚本のGOAさん、演出の金田一さんの答えは、舞台を作る上では納得できるもののように感じた。
漫画と舞台で特性が違う以上、見せたいものを取捨選択する必要がある。
答えを聞いたうえでもあかねは完全にしっくり来てないようすだが、演技を進めるうえで掴んでいけるだろうか。
アビ子先生登場
原作者のアビ子先生と、付き添いで吉祥寺先生が登場!
有馬と仲良さげな吉祥寺先生に和む。アクアにもニッコニコ。
「ドラマ化受けて良かった」と思えるシーンを作ってくれた2人ですもんね。
一方で、メルトへはあからさまな塩対応。
当時は調子乗ってたし、演技は棒だしで良いところなかったから…しょうがないね…
しかし、アビ子先生がイケメンと美少女にテンパる気持ち、分かるわ…
マンガは描けるけど、対人関係ダメな人っぽい…
アビ子先生の要望
稽古を見て、満足気なアビ子先生の口から飛び出した提案。
まさかの脚本を全部直し!?!?!?
良い感じに進んできたのに、とんでもない爆弾放ってきたな…
脚本のGOAさんなんて白目向いちゃってんじゃん!
みんな頑張ってるから、この調子で本番まで進んで、何事もなく終わると思ったら…
アビ子先生が自分の作品にこだわりが強いのは、作者なんだから納得だ。
もちろん原作者の意向は尊重されるべきだが、どこまでの塩梅で修正が反映されるんでしょうか。
少なくとも、あかねが引っかかってる鞘姫の部分は手が入りそうな予感。
漫画家としても、メディア化経験者としても先輩な吉祥寺先生が間を取り持ってくれるといいが…
もっと言えば担当編集さんも入ってくれないんでしょうか。
あとから修正を聞いて、関係者に申し訳なくて胃が痛くなる…なんてこともあったりして。
アビ子先生がもたらした波乱が、これからの舞台にどう影響するのか。
最終的に「この脚本修正は必要だった」と感じられるようなものになったらいいなあ。
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で、産婦人科医として働くゴロー。芸能界とは無縁の日々。一方、彼の“推し”のアイドル・星野アイは、スターダムを上り始めていた。そんな二人が“最悪”の出会いを果たし、運命が動き出す…!?“赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作開幕!!
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