『【推しの子】』45話「伝言ゲーム」感想です。
胃が痛くなる回だった…
赤坂アカ先生や横槍メンゴ先生の実体験じゃないですよね…?
どれかしらの作品で、原作と脚本の間のコミュニケーション齟齬は実際に起こってるんだろうな。
脚本全部直し
原作者・アビ子先生からのまさかの「脚本全部直し」指示。
脚本上がって、稽古も進んだタイミングでか…
しかし、これまで散々脚本に修正指示を出してたのに、全然直ってなかったのだから、不満が爆発するのもしょうがない。
原作者から、脚本家の間にはたっくさんの大人が挟まり、改稿はほぼ伝言ゲームになるそうで。
作者→編集→ライツ→プロデューサー→脚本家マネージャー→脚本家と流れた結果、意図と真逆な修正になっちゃってんじゃん!
GOAさんは「セリフ少ないほうがエモい」と正解に辿り着いてたのに…
しかも、アビ子先生の修正がロジカルで明確ならまだしも、整理するのが難しいときた。
アビ子先生の意図を汲み切れない指示が、多くの人を媒介した結果、さらに状況は悪化。
GOAさんは違和感を覚えつつも、良いものにしようと修正を進めたのに、どうして…
怒り爆発
的外れな修正を経て、現場を見て怒り心頭なアビ子先生。罵詈雑言の嵐。
読んでる側まで胃がキリキリする…
ついには自ら脚本を書くと言い出すまでに。
しかも「許諾取り下げ」も提案するのはヤバイ。舞台終わっちゃうじゃん。
原作者自らの脚本は、解釈違いは起こさないだろう。
でも、諸々の兼ね合いで実現できる、できないを調整する人間が大変になのでは。
アビ子先生、こだわりが強く、我を通せる売上も兼ね備えた恐るべしクリエイターだ…
脚本家降板!?
降板になりそうなGOAさんの呟きが切ない。
原作者やプロデューサーとの板挟み、無事に実現までこぎつけても、つまらなかったらファンから戦犯扱い。
ファンからしたら、舞台の裏側なんて分からず、ダメなときはとことん脚本家が叩かれがちだからね…
GOAさんの出番、ここで終わりっすか…!?
挽回の余地は…救いはないんですか…
『東京ブレイド』を本誌で1話から追って、気合入れて臨んでたのに…
頑張ったからといって、思い入れがあるからといって、報われるとは限らないが、これはあんまりだよぉ…
赤坂アカ先生、容赦ねえ。
たった1話でGOAさんにめちゃくちゃ感情移入してしまった。
「創作者としてのセンスが…」なんて言われたまま終わってほしくない。
アビ子先生の脚本が無茶で、実現がかなり難しいのをGOAさんがうまいこと修正するとか、挽回の機会が欲しい。
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で、産婦人科医として働くゴロー。芸能界とは無縁の日々。一方、彼の“推し”のアイドル・星野アイは、スターダムを上り始めていた。そんな二人が“最悪”の出会いを果たし、運命が動き出す…!?“赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作開幕!!
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