『【推しの子】』50話「感情演技」感想です。
おー!ついに50話到達!話数的にもキリが良く、合併号のタイミングで背筋がゾクッとする回を持ってくる赤坂アカ先生に感服。
アクアは…大丈夫だろうか…心配だ…
アクアの課題
新しい脚本に喜ぶ者もいれば、困る者もおり…
キャラの解釈に悩んでいたあかねにとっては追い風。他のメンバーも概ねノリノリのようす。
一方でメルトは不安なようす。ただ、生まれ変わった彼ならなんとか本番までには仕上げてくれると信じてる。
アクアもそつなく対応できるようにみえて、課題あり。
それは「感情演技」ができないこと。演技に感情を乗せられないこと。
有馬かなの指摘が的を射ていて、かつノリノリなのに笑ってしまった。
あかねとぶつかりつつも付き合いの長さでマウント取るのはさすがです。アクアの「推し」は譲れないものね。
アクアにアドバイスを求められて、パーっと表情が明るくなるのが可愛すぎ!
アクア関連となると、より一層有馬は輝くなぁ…!
アクアのトラウマ
「アクアくん もしお母さんが死んじゃったらどうする?」
子役の世界でよく使われるフレーズとはいえ、実際にアイを亡くしてるアクアには地雷では…
呆然としたアクアに胸が痛む。アドバイスを求めて、まさか過去のトラウマを掘り返されるとは思わないだろうよ。
しかし、今回の演技の場合は嬉しさから出た涙。
これまでの人生で嬉しかったことを思い出し、目に光を取り戻していくアクアを見て安心した。
アクアの中に積み重ねてきた思い出がたくさんあるんだと、嬉しくなっちゃう。
このまま感情演技のコツを掴んで、うまくいくかと思いきや、ページめくった瞬間に背筋がぞわっとした。
ちょっとしたホラーじゃん…アクアと一緒に追い詰められてる気分を味わう。
いくら嬉しかった思い出が積み重なっても、根底にある絶望の記憶は消えちゃくれない。
ここで引きかーーーーーー!合併号で1週空く分、余計に続きが気になる。
本番まで時間がない中で、アクアは立ち直れるだろうか…
また「自分のアドバイスがきっかけでアクアが調子を崩してしまった」と、有馬が責任を感じちゃわないだろうか…
(責任を感じて、しおらしい姿を見たいか見たくないかでいくと、見たいのが正直なところですが…)
脚本のトラブルが解決したあとは、主人公に困難。どうにか乗り越えてくれるのを祈る。
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