『2.5次元の誘惑』106話「本命」感想です。
どうして奥村は1人しかいないんだろうな…
魅力的なヒロインばかりなのに、誰か1人しか選ばれないなんて。
誰も選ばない道もあるものの、それは真摯じゃないなと感じるのです。
からかい上手のまりなさん
公園のブランコに佇むまりなと奥村を、陰から見守る者が2人…
いくらなんでもリリサは鈍感すぎない!?美花莉はちゃんと察していたというのに…
本命チョコを渡すと思われる場面で、2つもHUNTER×HUNTERネタをぶっこんでくるのに笑った。橋本先生の手腕に脱帽。
からかい上手のまりなさんに翻弄される奥村は面白かったですね。
子供の頃のような、屈託のない笑顔が良き。
はたから見れば、高校生カップルがじゃれあってるようにしか見えぬ。実態はバッチリオタクだけども。
美花莉の思い
まりなと奥村を見守る美花莉の姿に、胸が苦しくなる。
大好きな人が、自分以外の人を選ぶかもしれない。そんな状況で平然といられるはずがない。
「世界で一番愛してる先輩に 一番幸せになって欲しいから」
健気な言葉に涙が…
美花莉の思いが描写されるたび、奥村と結ばれてほしいという願いが強くなる。
リリサ、負けフラグとか言うなし!
積年の思いが報われるルートがあると信じてるから…
もしも
「もしあの時…私も好きって伝えてたら 今頃恋人同士だったかな?」
まりなのもしもの問いが切ない。お互いの気持ちを確かめあえていたなら、きっと違う未来があっただろうに。
奥村の「そうだな」がどんな感情してるのか分からなくて怖い…
照れるでもなく、焦るでもなく、無表情て。
言葉を続けようとするまりなの横顔に見惚れてしまう。意を決して、思いを伝える直前の表情。
しかし、結果は不完全燃焼。マジか…
何事もなかったかのように立ち去るが「また明日」に返事はなかったんですよね。
このままじゃ…このままじゃ終われない、終われないよ!
付き合うにしろ、振られるにしろ、きちんと気持ちを伝えてほしい。
また同じように後悔を抱える日々を送ってしまうことに…
後日、事情を察したアリアの刺すような視線が痛いなあ。納得できないのは漫研のメンバーも同じ。
まりなへの最高のアシストを。モヤモヤしたまま卒業してほしくないからね。
ただ、もし振られたとしたら「もしあの時」と過去をずっと後悔することになるのでは…
美花莉が一番推しなんですが、どのヒロインも魅力的で困っちゃう。
誰か1人を選ばないといけないなんて、残酷だ。でも、誰も選ばない結末はもっと残酷だ。
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