『戦隊大失格』7話「平和と征服」感想です。
衝撃の大直会のあと、レッドとブルーが向かった先は…
怪人たちにとっては戦隊側が征服者みたいなもの。
レッドの語る理想論は弱者に隷属を強いるもので、到底共感できるものではなかった。
反乱を防ぐ策は？
怪人たちの住処・浮遊城にレッドキーパー、ブルーキーパーが訪問。
トップ直々に参上とはただごとではなさそう。
戦闘員Dの反乱の落とし前をきっちりつけにきたようで。
神具を奪われる緊急事態。何の対策も取らずに再発したら、元も子もない。
対策を務めるのはブルー正三位・瑠璃真太(るりしんた)と、従三位・碧流亜乱(へきるあらん)。
瑠璃に碧流と名前がいかつい。
文句垂れる怪人を容赦なくボコったり、威嚇したりと、隊員は性格に難ある奴ばっかりなのか？
位階持ち(ランカー)と呼ばれる隊員は神具の力の一部を借りられるという新情報が気になる。
どういう仕組みなんだろう。ランカー用の武器には神具の力を流用した技術が使われてるとか。
不死身の怪人とはいえ、殺されるリスクがあれば、無用な反乱はできまい。
浮遊城への隊員の常駐は、怪人の反乱を防ぐ意味では妥当な施策か。
ただ、問題は裏切り者が戦隊内にいることなんだよなあ…
理想の姿
弱者は弱者として、強者は強者たる振る舞いをする。レッドの語る理想論を聞くと、どっちが征服者なのやら。
たった1年で患部を壊滅させられ、戦隊の言いなりな怪人。
怪人たちを手懐け、八百長の日曜決戦で人々からの注目・賞賛を集める戦隊。
あまりにも戦隊側に、強者に都合の良い世界平和。怪人は奴隷みたいなもんじゃん。
理不尽に弱者を痛めつけた代償はいつか払うことになるのでは…
ピンクは桜間がお好き？
大直会のあと、ピンクとグリーンの二次会に誘われる錫切。レッドへの愚痴会とは、組織内ではわりと嫌われてたり？
そりゃ傍若無人な振る舞いを繰り返してたら、反感も買うわな。それでも認められているのは力があるから。
まだ何の専門か分からないが、ピンク、グリーンはお互いに友好的な立場なのかも。
レッド、ブルーが過激派、イエローが中立、ピンク、グリーンが穏健派なイメージ。
また、錫切をダシに桜間を呼び寄せようとする意図はいったい…
もしかしてピンクが桜間を好きなんてラブコメ展開が…！？
「今以上の地位」発言から、「坊ちゃん」と呼ばれる桜間に取り入ろうとしてるだけっぽいが…
部隊のトップは中間管理職程度の地位で、さらに上の役職があるのは想像できる。
桜間は重鎮の息子で、ピンクは彼に近づいてさらに上を目指すと予想。
戦闘員Dの生死は
6話ではまったく出番がなく、生死不明だった戦闘員D。
神具奪還を果たした彼が、息絶え絶えながらも生きてくれて嬉しい。
神具で吹き飛ばされる前に、爆発で身体を四散させれば、不死身の肉体は復活するって訳ね。
錫切は戦闘員Dが死んだと思ってるから、生き残ったのは偶然か。
戦隊へ反乱する芽はまだ残ってる。不死身の戦闘員Dのさらなる活躍に期待したい。
戦闘員Dの目の前に現れた桜間に、ブルーの指示で動く碧流。まずは彼らから生き延びねば、未来はない。
頑張れ戦闘員D！
人類の守護者・竜神戦隊ドラゴンキーパーVS.世界征服を企む悪の軍団・怪人。彼らは互いの存亡を懸け、死闘を繰り広げ続けている!!……というのは、やらせの茶番劇。
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