『SPY×FAMILY』39話の感想です。
ダミアンとエミール、ユーインの友情に胸打たれる。
生徒たちの気持ちを読み取って罰というていで、ダミアンと一緒にいさせてくれたヘンダーソン先生の配慮が素晴らしい。
アウトドアで貴重な体験をさせてくれたグリーン先生にも感謝。
ほっこりおだやかな気持ちになれる回でした。
お疲れのダミアン
父親に褒められて嬉しかったダミアンは、星のためにより努力を重ねているようす。
目の下にクマができるほどで、心配…点呼に遅れるくらいだから、このままのペースで無理を続けると身体を壊しちゃう。
休日返上、遊び返上は立派、立派だが…父親に褒められたいあまりにちょっと暴走気味。
いつも一緒にいるエミール、ユーインだって、見るからにヤバそうなダミアンを心配するのは当たり前だ。
同じく遊び返上して、わざとペナルティを受けたのに感動した。美しき友情…!
眩しい友情
洗濯の次は、ペナルティとして野外学習。
ペナルティと言いつつ、遊びにいかないダミアンたちにレジャー体験をさせる口実ですよね。
元海兵大隊のグリーン先生の豪快な川下り!スピード出てて気持ち良さそう。
「適度な運動が脳にも良い」は納得。ときにはリフレッシュも必要だ。
川に落ちたダミアンを助けようと、迷わず飛び込むエミールとユーイン。
自らを犠牲にしてまでダミアンを生きのこらせようとする友情が眩しい。
かなり浅瀬だったオチには笑ってしまった。慌ててると周りが見えなくなるよね。
星の湖
服を乾かしつつ、釣り竿を作ったり、餌を探したりとアウトドアを満喫。
虫が苦手なダミアン、かわいいね。
エミールとユーインが悪そうな顔してダミアンをビビらせようとしてるのがウケる。
セリフはなくとも試行錯誤して釣りに挑み、見事に魚を釣り上げるまでの過程・結果にほっこり。
味付けはシンプルでも、自分で獲った経験が何よりのスパイス。かけがえない経験になったことだろう。
食後に夢を語りつつ「星の湖(ステラレイク)」まで歩いていくのが微笑ましい。
ようやくたどり着いた湖は夜空が反射していて、めっちゃ綺麗。
根を詰めすぎていたダミアンのリフレッシュにもなったようで良かった。
レポートの語彙力足りないオチには、ついつい吹き出してしまった。政治家になるなら国語はもっと努力せねば。
でも一人称を「I」から「We」に変えたのは素敵。自分だけじゃなくて、みんなで作った思い出だもの。
ロイド、ヨル、アーニャ、ポンドとフォージャー家がまったく出てこなかったのもあって、番外編感がありましたね。
魅力的なキャラばかりだから、たまには彼らの生活を描く今回のような話を読めるのが嬉しい。
名門校潜入のために「家族」を作れと命じられた凄腕スパイの〈黄昏〉。だが、彼が出会った“娘”は心を読む超能力者! “妻”は暗殺者で!? 互いに正体を隠した仮初め家族が、受験と世界の危機に立ち向かう痛快ホームコメディ!!
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[39話]SPY×FAMILY – 遠藤達哉 | 少年ジャンプ+